今日の短歌

久永草太

No.617/2025年9月8日【とくとく】 わたくしがとる首なきをとくとくと二合徳利に啼かせておりぬ

わたくしがとる首なきをとくとくと二合徳利に啼かせておりぬ 昨日の佐藤モニカさんの歌は〈月光の訛...
今日の短歌

No.616/2025年9月7日【酒】 この島の月はおそらくうちなーぐちとくとくと酒つぎつつ思ふ

この島の月はおそらくうちなーぐちとくとくと酒つぎつつ思ふ 伊藤先生、この度は宮崎県民栄誉賞、誠...
伊藤一彦

No.615/2025年9月6日【さびしさ】 質も量も想像つかぬ牧水のさびしさ酒の深きに知るも

質も量も想像つかぬ牧水のさびしさ酒の深きに知るも 先日の宮崎大学の公開講座での牧水についての議...
久永草太

No.614/2025年9月5日【ぬばたまの】 さびしさのその窓越しのぬばたまの夜に見ているヤモリの咀嚼

さびしさのその窓越しのぬばたまの夜に見ているヤモリの咀嚼 今日は伊藤先生の県民栄誉賞の授賞式。...
乃上あつこ

No.613/2025年9月4日【月】 外は銀、内にぬばたまの闇つつむ大き傘持つ月の歌人は

外は銀、内にぬばたまの闇つつむ大き傘持つ月の歌人は 伊藤先生の生誕三万日記念日を計算したら、来...
伊藤一彦

No.612/2025年9月3日【万日】 三万日生きて輪廻のつづく生惚(ほう)けて淫(たは)るを照らす月あり

三万日生きて輪廻のつづく生惚ほうけて淫たはるを照らす月あり そうか。久永さんは1万日生きたのか...
久永草太

No.611/2025年9月2日【炭酸】 炭酸は抜けたあたりがちょうどいい一万日を生きながらえて

炭酸は抜けたあたりがちょうどいい一万日を生きながらえて 「10000日記念日を祝おうと思ったら...
乃上あつこ

No.610/2025年9月1日【夏】 伸びたなら伸びっぱなしの夏だから炭酸水は強めを選ぶ

伸びたなら伸びっぱなしの夏だから炭酸水は強めを選ぶ 9月になりました。こちらはまだ暑いです、ま...
佐藤モニカ

No.609/2025年8月31日【鈴】 あつといふ間にこの夏も終りたり首にちひさな鈴などつけて

あつといふ間にこの夏も終りたり首にちひさな鈴などつけて 伊藤先生のしっとりとした秋の歌、素敵で...
伊藤一彦

No.608/2025年8月30日【馬】 鈴鳴らし天馬の駆けし尾鈴の山そらは秋なり万年まへの

鈴鳴らし天馬の駆けし尾鈴の山そらは秋なり万年まへの 乃上さんのうた、結句の「夜の木肌」の語が印...
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