今日の短歌

久永草太

No.704/2025年12月4日【ゴロゴロ】 ゴロゴロと鳴らして駅へ空港へキャリーケースと高千穂へ翔ぶ

ゴロゴロと鳴らして駅へ空港へキャリーケースと高千穂へ翔ぶ かつて北島三郎は「は〜るばる来たぜ〜...
久永草太

No.703/2025年12月3日【舐め】 舐めてくる職場の若き先輩のあごを撫づればゴロゴロ言えり

舐めてくる職場の若き先輩のあごを撫づればゴロゴロ言えり 職場の動物病院で飼われている看板猫、ヒ...
伊藤一彦

No.702/2025年12月2日【ソルト】 塩(ソルト)舐めつつマルガリータ飲みながらこころのはてに咲かす遠花火

塩ソルト舐めつつマルガリータ飲みながらこころのはてに咲かす遠花火 このごろバーにはほとんど行っ...
乃上あつこ

No.701/2025年12月1日【上弦の月】 半円の塩が描ける上弦の月の光のソルティードッグ

半円の塩が描ける上弦の月の光のソルティードッグ ソルティードッグの塩粒は、どうしてあんなに光に...
加古陽

No.700/2025年11月30日【切れず】 ひさかたの上弦の月ふた月の一会かさねし縁(えにし)は切れず

ひさかたの上弦の月ふた月の一会かさねし縁えにしは切れず 私のゲスト参加は、今回が最終回。この楽...
久永草太

No.699/2025年11月29日【溶き卵】 寝不足でしゃべるわたしは溶き卵まぜてもまぜても白身が切れず

寝不足でしゃべるわたしは溶き卵まぜてもまぜても白身が切れず 昨晩は伊藤先生とNHKのラジオ深夜...
乃上あつこ

No.698/2025年11月28日【ゆうれい・ほろほろ】 ゆうれいのしっぽのような溶き卵スープのなかをほろほろ巡る

ゆうれいのしっぽのような溶き卵スープのなかをほろほろ巡る 私も『花やゆうれい』が大好きだ。今年...
伊藤一彦

No.697/2025年11月27日【灯る】 ほろほろと怖く愉しきたましひの灯る絵と歌『花やゆうれい』

ほろほろと怖く愉しきたましひの灯る絵と歌『花やゆうれい』 歌画集『花やゆうれい』(ほるぷ出版)...
久永草太

No.696/2025年11月26日【加】 加油(ジャヨウ)という言葉の奥に灯る火のあたたかさごと貰う 頑張る

加油ジャヨウという言葉の奥に灯る火のあたたかさごと貰う 頑張る 「日本加油!」。いつかの被災地...
乃上あつこ

No.695/2025年11月25日【古・新・加・陽】 古古古米が新語リストに加わりて秋の陽こぼすパンパスグラス

古古古米が新語リストに加わりて秋の陽こぼすパンパスグラス 先日、新語・流行語大賞の候補となる3...
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