伊藤一彦が詠んだ短歌
伊藤一彦 No.729/2025年12月29日【擦】 歌と歌、魂(たま)と魂とを擦りあひたてにける音(ね)は幻ならず
歌と歌、魂たまと魂とを擦りあひたてにける音ねは幻ならず
二年間、乃上さん、久永さんと続けた「い...
伊藤一彦 No.726/2025年12月26日【生】 生(なま)草太いまだ姿を見しことなしいつか酌みつつ裸にしたし
生なま草太いまだ姿を見しことなしいつか酌みつつ裸にしたし
この『三世代のいちごつみ』も終わりが...
伊藤一彦 No.723/2025年12月23日【琥珀】 前の世が琥珀の人を羨やみてせめてアンバーのウイスキー飲む
前の世が琥珀の人を羨やみてせめてアンバーのウイスキー飲む
琥珀色の前世とはすごい。数千年前の前...
伊藤一彦 No.720/2025年12月20日【鈴】 鈴鳴らし逆進してゆく時間観き「平場の月」の青砥と須藤
鈴鳴らし逆進してゆく時間観き「平場の月」の青砥と須藤
乃上さんの高千穂熱はすごいですね。私は先...
伊藤一彦 No.717/2025年12月17日【日和】 一ッ葉の海ぎしに来てながめればよき日和 うみのはるか知らねど
一ッ葉の海ぎしに来てながめればよき日和 うみのはるか知らねど
12月半ばだが、宮崎は暖かい。昼...
伊藤一彦 No.714/2025年12月14日【りんだう】 極月になほ咲きてゐるりんだうのさみしきときはむらさき消しぬ
極月になほ咲きてゐるりんだうのさみしきときはむらさき消しぬ
高千穂峰に竜胆が一輪咲いていたとい...
伊藤一彦 No.711/2025年12月11日【ひよん・旅】 イザナギとニニギノミコトよろこばせひよんと旅する乃(なんぢ)上(かみ)さま
イザナギとニニギノミコトよろこばせひよんと旅する乃なんぢ上かみさま
乃上さんが高千穂峰に登った...
伊藤一彦 No.708/2025年12月8日【イザナギ】 今の世の「イザ」失ひしイザナギは成り成りて成り余れる処ありや
今の世の「イザ」失ひしイザナギは成り成りて成り余れる処ありや
乃上さんの文章にびっくりした。私...
伊藤一彦 No.705/2025年12月5日【高千穂】 神無月の満月の照る高千穂の森の奥処(おくか)は闇を醸せり
神無月の満月の照る高千穂の森の奥処おくかは闇を醸せり
乃上さんは高千穂を旅している。夜はきっと...
伊藤一彦 No.702/2025年12月2日【ソルト】 塩(ソルト)舐めつつマルガリータ飲みながらこころのはてに咲かす遠花火
塩ソルト舐めつつマルガリータ飲みながらこころのはてに咲かす遠花火
このごろバーにはほとんど行っ...
