久永草太

No.654/2025年10月15日【金色】 新米にかけて食ったらうまそうな夕焼け空が金色である

新米にかけて食ったらうまそうな夕焼け空が金色である 山中律雄さんの『光圏』が若山牧水賞お取りに...
伊藤一彦

No.653/2025年10月14日【金】 南よりはるかはなれし金色の北の光圏おもひゑがきぬ

南よりはるかはなれし金色の北の光圏おもひゑがきぬ 今日は若山牧水賞の第30回の受賞者の発表であ...
乃上あつこ

No.653/2025年10月13日【街】金色の香りの糸を縫い合わせ金木犀が街を縁取る

金色の香りの糸を縫い合わせ金木犀が街を縁取る 金木犀が香る季節になった。その香りはくきやかに漂...
加古陽

No.651/2025年10月12日【眠】 書の街に言葉は眠りここにある感情をまだ定義できない

書の街に言葉は眠りここにある感情をまだ定義できない 御茶ノ水・神保町界隈で吟行会があり、小糠雨...
伊藤一彦

No.650/2025年10月11日【柔らかな】 柔らかなふところに入(い)り眠りたし仔猫あるいは仔犬のやうに

柔らかなふところに入いり眠りたし仔猫あるいは仔犬のやうに 10月は毎週の新聞の選歌に加え、各種...
乃上あつこ

No.649/2025年10月10日【咲】 雑念が咲くさまを見る瞑想の深く柔らかな懐のなか

雑念が咲くさまを見る瞑想の深く柔らかな懐のなか 何だか疲れていたので、(キックボクシングには行...
久永草太

No.648/2025年10月9日【文字】 アル綿の雫に文字はにじみゆきカルテに咲いてしまう朝顔

アル綿の雫に文字はにじみゆきカルテに咲いてしまう朝顔 注射を打つとき、採血をするとき、病院で何...
伊藤一彦

No.647/2025年10月8日【日】 「日」の文字の地名人名おほけれど「月」の字の地名人名少なき日向

「日」の文字の地名人名おほけれど「月」の字の地名人名少なき日向 乃上さんの「二十三夜」の地名、...
乃上あつこ

No.646/2025年10月7日【十三夜】 終点の二十三夜のバス停は今日もたたずむ空を見上げて

終点の二十三夜のバス停は今日もたたずむ空を見上げて 私の住む埼玉県には「二十三夜」という風流な...
久永草太

No.645/2025年10月6日【月】 この国の月が向かうは西でなく右かもしれず十三夜更く

この国の月が向かうは西でなく右かもしれず十三夜更く 戦後八十年間国民を守り続けてきた日本国憲法...
タイトルとURLをコピーしました