柔らかなふところに入り眠りたし仔猫あるいは仔犬のやうに
10月は毎週の新聞の選歌に加え、各種の大会の選歌をしている。選歌自体は楽しいのだが、なかなか時間が取れずに苦戦している。そして、今日の昼間は、県民文化センターで「牧水と白秋」の短歌・音楽・トークのイベントだった。明日は宮日会館で「俵万智のトークイベント」に久永君も一緒に出演する予定だ。牧水生誕140年の企画である。あさっては若山牧水賞選考委員会。せめて夜はゆっくりやすみたい。
作者/伊藤一彦(いとうかずひこ)

1943年、宮崎市生まれ。「心の花」会員。「現代短歌 南の会」代表。若山牧水記念文学館長。読売文学賞、寺山修司短歌賞、迢空賞、斎藤茂吉短歌文学賞など受賞多数。

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