美しき街をみながら一五〇年の時を感じる銀座にビールに
私はこのところ銀座には行っていないが、格調のある美しい街だと思う。私がいつも手元に置いている「明治・大賞家庭史年表」によると、銀座が正式の町名になったのは明治二年という。翌年には木村屋が銀座でパンを製造販売している。ビールという呼び名が使われるようになったのは明治7年という。銀座ライオンはいつ開店したのだろうか。久永さん、乃上さんと一緒に銀座ライオンでジョッキをかたむけたいですな。菅原さんはビールやワインはどうですか。
作者/伊藤一彦(いとうかずひこ)

1943年、宮崎市生まれ。「心の花」会員。「現代短歌 南の会」代表。若山牧水記念文学館長。読売文学賞、寺山修司短歌賞、迢空賞、斎藤茂吉短歌文学賞など受賞多数。
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