今日の短歌

久永草太

No.467/2025年4月11日【泡】 あぶら汗の酸っぱき髪を泡立ててはやく終えたし二十四時間

あぶら汗の酸っぱき髪を泡立ててはやく終えたし二十四時間 恥ずかしい失敗をすると、かあっと頭皮の...
伊藤一彦

No.466/2025年4月10日【過ぎない】 うみやまの泡に過ぎない人間の深き愛憎かなしかりけり

うみやまの泡に過ぎない人間の深き愛憎かなしかりけり 若山牧水はことし生誕140年を迎える。いま...
乃上あつこ

No.465/2025年4月9日【飲み】 飲み過ぎないようにねと自動生成で返信すれば酔い、散る、さくら

飲み過ぎないようにねと自動生成で返信すれば酔い、散る、さくら この「三世代のいちごつみ」は、メ...
久永草太

No.464/2025年4月8日【ぐい飲み・酌】 巨大なるぐい飲みあらばそに酌まんミツマタ甘く香る林を

巨大なるぐい飲みあらばそに酌まんミツマタ甘く香る林を 花見酒、とはいかなかったけれど、友達と夜...
伊藤一彦

No.463/2025年4月7日【飲・ばや】 気に入りのぐい飲みと酒たづさへてたづね桜の花と酌まばや

気に入りのぐい飲みと酒たづさへてたづね桜の花と酌まばや 健康そのものに見える山下さんなので、び...
今日の短歌

No.462/2025年4月6日【食】 血痰のまじる夕(ゆふべ)をはやばやと引きあげて飲む食後の薬

血痰のまじる夕ゆふべをはやばやと引きあげて飲む食後の薬 三月の終わりから風邪をひいて、いささか...
久永草太

No.461/2025年4月5日【日】 春の日の磯にクロサギ一羽いてなにかわからん光を食べる

春の日の磯にクロサギ一羽いてなにかわからん光を食べる 伊藤先生に比べたら雀の涙ほどなのだろうが...
伊藤一彦

No.460/2025年4月4日【あたたかい】 あたたかい「おばあちゃん」の笑ひなり老婆は一日にしてならず

あたたかい「おばあちゃん」の笑ひなり老婆は一日にしてならず 先週土曜日の朝日新聞の「フロントラ...
乃上あつこ

No.459/2025年4月3日【手】 あたたかいこのあたたかい手を握り深部の声に耳をすませる

あたたかいこのあたたかい手を握り深部の声に耳をすませる 久永さん、お誕生日おめでとうございます...
久永草太

No.458/2025年4月2日【恋】 手をつなぎ歩く行為は転倒時受け身がとれず恋は危険です

手をつなぎ歩く行為は転倒時受け身がとれず恋は危険です 今日27歳になった。ハッピーバースデー、...
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