太陽の雫と名にし負うみかん燃えんばかりの水の火思う
乃上さんがみかん好きと聞いて、ぜひ宮崎に今度いらして「太陽の雫」というみかんを食べて欲しい。もしくは「シトラス21」という品種名で売っていることもあるのだけれど、これがとにかく美味しい。薄皮は存在を感じないほどに薄く、味は燃えるほど濃い。12月に九州縦断の旅をするとのことなので、ぜひ旅のお供に。
作者/久永草太(ひさながそうた)
1998年、宮崎市生まれ。宮崎西高文芸部で短歌を始める。宮崎大学在学中は宮崎大学短歌会で活動、第三十四回歌壇賞を受賞する。現在は牧水・短歌甲子園OBOG会「みなと」、「現代短歌 南の会」、「心の花」所属。獣医師。
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