夏日を超え真夏日を超え猛暑日を超えて葉月に枯れる言の葉
今日から八月。熱帯地方じゃないのに毎日熱帯夜、最高気温35℃以上の猛暑日が平常運転、夕立も夕方に拘らず降ってきて、いよいよ地球温暖化、異常気象といった様相。これまでの気候で編まれてきた言葉たちが全然追いついていない。新たに最高気温40℃以上の日を「酷暑日」と定義する案もあるようだけれど、いたちごっこである。
作者/久永草太(ひさながそうた)

1998年、宮崎市生まれ。宮崎西高文芸部で短歌を始める。宮崎大学在学中は宮崎大学短歌会で活動、第三十四回歌壇賞を受賞する。現在は牧水・短歌甲子園OBOG会「みなと」、「現代短歌 南の会」、「心の花」所属。獣医師。
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