お神輿だわっしょいわっしょい蒸し上げろ千の雨粒、万の雨粒
週末は近所でお祭りがあってお神輿があったりステージがあったり、花火が上がったり、もちろん焼き鳥とビールもあって賑やかだった。のだけれど、途切れ途切れにざあっと大雨が降るものだから、幼稚園生のお神輿はずぶ濡れだし、最後の花火まで天気がもつか運営陣も肝の冷やっこかったことだろうと思う。おかげで夏らしさを満喫できた。
作者/久永草太(ひさながそうた)

1998年、宮崎市生まれ。宮崎西高文芸部で短歌を始める。宮崎大学在学中は宮崎大学短歌会で活動、第三十四回歌壇賞を受賞する。現在は牧水・短歌甲子園OBOG会「みなと」、「現代短歌 南の会」、「心の花」所属。獣医師。
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