牧水も盃かかげ待っていた九千六百首の全歌集
いよいよである。新たな若山牧水全歌集が世に出る日が近づいてきた。全15歌集のみならず、未収載歌を加えた約9600首もの歌が収められているそうだ。他に牧水論12本のうち、塚本邦雄の評論も含まれているとか。この全歌集を編むにあたっての伊藤先生のご苦労は計り知れない。早く手に取ってみたい。その前に、明日の毎日新聞夕刊に久永草太さんが載るそうなので、まずは牧水のDNAを継ぐ久永さんに乾杯。牧水と伊藤先生への乾杯は、あと数日待つことにする。
作者/乃上あつこ(のがみあつこ)

1976年、横浜市生まれ。東京女子大学文理学部卒。中国留学を経て現在は銀座の美容施設に勤務。2014年から短歌を始め、第三十一回玲瓏賞受賞。現在は玲瓏、現代短歌南の会「梁」、牧水研究会に所属。
コメント