No.536/2025年6月19日【とうきび】 地中から伸び宇宙から垂れるごと唐黍状の聖家族寺院(サグラダ・ファミリア)

乃上あつこ

私がいつか行きたいと思っている都市のひとつに、バルセロナがある。未完の塔として有名なサグラダ・ファミリアをぜひ見てみたい。ガウディは、1852年6月25日生まれで、1926年6月10日に亡くなった。完成まで300年以上を要すると言われていたが、ついにガウディの没後100年にあたる2026年に完成すると発表された。といっても、メインとなる「イエス・キリストの塔」が完成予定という話で、全体が完成するは2034年だという。当初の半分の工期150年で完成することになったのは、IT技術のおかげだそうだ。

作者/乃上あつこ(のがみあつこ)

1976年、横浜市生まれ。東京女子大学文理学部卒。中国留学を経て現在は銀座の美容施設に勤務。2014年から短歌を始め、第三十一回玲瓏賞受賞。現在は玲瓏、現代短歌南の会「梁」、牧水研究会に所属。

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