No.504/2025年5月18日【闇】 あかつきのほの白き手がゆつくりと闇を退く確かなことだ

山下翔

ふたたび風邪を引いて寝込んでいる。こんなに頻繁なのは初めてだと思う。ゆるやかに症状は推移し、いま喉と気管支がはげしく痛む。夜は何回も起きる。早く朝が来てほしい。

作者/山下翔(やましたしょう)

1990年、長崎県生まれ。福岡市在住。「やまなみ」所属、「ざんぼあ」編集同人。2007年ごろ、短歌を始める。歌集に『温泉』『meal』。現在、長崎新聞に「ぶらぶら短歌日記」連載中。

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