幻日のとろけて消えてゆくまでを冬野に立っていた一行詩
太陽と同じ高度の少し離れた位置に虹色の雲が出ていて、彩雲だと思っていたのだけれど改めて調べてみると「幻日」という現象らしいことがわかった。そしたらちょうど伊藤先生の歌に「幻」の一語が運ばれてきた。ナイスタイミング、これで詠める。こんな変に湾曲したうれしさとも、しばらくのお別れです。伊藤先生、乃上さん、見守ってくださったみなさん、ありがとう。また会いましょう。よいお年を。
作者/久永草太(ひさながそうた)

1998年、宮崎市生まれ。宮崎西高文芸部で短歌を始める。宮崎大学在学中は宮崎大学短歌会で活動、第三十四回歌壇賞を受賞する。現在は牧水・短歌甲子園OBOG会「みなと」、「現代短歌 南の会」、「心の花」所属。獣医師。

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