2025-04

山下翔

No.476/2025年4月20日【七】 七味振つてひとりの蕎麦を啜るとき眼を濡らしたりかへらぬ人へ

七味振つてひとりの蕎麦を啜るとき眼を濡らしたりかへらぬ人へ 亡羊さんがなくなった。『温泉』の頃...
伊藤一彦

No.475/2025年4月19日【七】 七匹の、いや七頭の羊追ひとらへたる人そらにゆきたり

七匹の、いや七頭の羊追ひとらへたる人そらにゆきたり 去る十一日に亡くなった奥田亡羊さんの思い出...
乃上あつこ

No.474/2025年4月18日【木霊す】 また来るね、じゃあね、あしたね病窓に虹が木霊す七つのいろで

また来るね、じゃあね、あしたね病窓に虹が木霊す七つのいろで 変な天気の日だった。強風が吹き、曇...
久永草太

No.473/2025年4月17日【啄木】 啄木鳥(きつつき)になってつつけばやわらかく木霊する人亡くして静か

啄木鳥きつつきになってつつけばやわらかく木霊する人亡くして静か 奥田亡羊さんの訃報が届いた。心...
伊藤一彦

No.472/2025年4月16日【アク】 アク強き啄木なれど牧水とゐるとき純のわかものなりき

アク強き啄木なれど牧水とゐるとき純のわかものなりき この前の4月13日は石川啄木の命日だった。...
乃上あつこ

No.471/2025年4月15日【ほうれん草】 秋の波知らずに時は過ぎゆけりほうれん草の灰汁抜くゆうべ

秋の波知らずに時は過ぎゆけりほうれん草の灰汁抜くゆうべ 「秋波を送る」という言葉を、私は中国語...
久永草太

No.470/2025年4月14日【萎】 実るほどこうべをたれる稲穂より深々と萎れたるほうれん草

実るほどこうべをたれる稲穂より深々と萎れたるほうれん草 葉もの野菜が高いので、お見切り品コーナ...
山下翔

No.469/2025年4月13日【逢】 萎んでもまたひらくなら花だらう夜が明けたらもう逢はないが

萎んでもまたひらくなら花だらう夜が明けたらもう逢はないが 小中学生の頃は、散髪について口を挟む...
乃上あつこ

No.468/2025年4月12日【髪】 伸びてきた髪にふれればあの冬の戸惑うあなたと再び出逢う

伸びてきた髪にふれればあの冬の戸惑うあなたと再び出逢う 私は子供の頃から髪だけは女の子らしくし...
久永草太

No.467/2025年4月11日【泡】 あぶら汗の酸っぱき髪を泡立ててはやく終えたし二十四時間

あぶら汗の酸っぱき髪を泡立ててはやく終えたし二十四時間 恥ずかしい失敗をすると、かあっと頭皮の...
タイトルとURLをコピーしました